※2/23祝日の嵐山グランマルシェは、ファン定着の「黒毛和牛100%ハンバーグ」を作っている「へんみシェフ」が来訪!執念の開発秘話を聞けるチャンス。
逸見さんのハンバーグの出会いは衝撃でした。勉強のために宝塚の逸見さんのお店に伺う機会があって、ハンバーグをいただきました。
私がハンバーグが特に好物というわけではありませんでした。由来を知ると旨い物ではないですし、実際そこそこでソースで食べるものという認識でした。それが根底から覆されることになったのです。
ドイツ、ハンブルグ地方から、アメリカに移民する船において、故郷のタルタルステーキが食べたい乗客の希望にそって、コックが野菜くずと乾燥肉を戻したものを固めて焼いたものが原型である。(出典:世界語源辞典)
皆さんもよくご存じと思いますが、肉汁がじゅるっと出てくるハンバーグは牛肉では作れません。豚肉のチカラなのです。だからジューシーハンバーグは豚肉がメインです。牛肉で作ったハンバーグは肉の臭みが鼻に来て、ハンバーグは豚だなと思うわけです。
それが、逸見さんの黒毛和牛100%ハンバーグはコレです(写真)
牛の臭みものなく、肉汁があふれてきます。口に入れるともう病みつきになりました。
世の中に和牛100%ハンバーグはあります。でも逸見さんのハンバーグとは別物。
そら、普通捨てる部分のくず肉を使うハンバーグとはワケが違ったんです。
逸見さんにお話を聞かせて頂くと、
究極のハンバーグを作りたくて、ご縁のあった香川の黒毛和牛の牧場さんに相談して、ステーキにする部位や美味で希少な部位を片っ端から惜しげもなくミンチにしてハンバーグを作ったそうです。舌がばかになるくらい(本人談)試食を重ねて、ハンバーグにマッチする部位を選定できたそうです。
そこから繋ぎをどうするか?水分量はどの程度がベストか?などを実験し続けられて完成したものが、逸見さんのお店以外では嵐山グランマルシェだけで手に入る究極のハンバーグが完成したのです。
最初に食べたときの豊かな香りと肉汁、しっかりした牛の濃い味に驚きました。ソースなしでよい塩で食べたいと思ったほどです。
その日に逸見さんに嵐山グランマルシェで販売したいとご無理を言いました。その日仕込んであったハンバーグをありったけ譲ってもらい、ワクワクしてお店に並べました。牛の肉汁(豚ではないのですよ)を閉じ込めるためあらかじめ表面にしっかり焼きを入れて下さっていて、真空パックにしてあります。
ちょっと高いです。1個850円ですから。
でも、2回目からすぐに入荷できませんでした。最初にお試しの気分で買って下さったお客様の皆様からの大反響は想像を超えていました。宝塚まで食べに行くわとまでおっしゃる。
逸見さんは食品加工工場ではなくハンバーグレストランなので、嵐山グランマルシェ分を仕込んで頂くのは準備が必要だったのです。ようやくコンスタントに入荷できるようにしてくださいました。
そんな逸見さんと私たちの物語があって、みんさんの食卓に届くのが究極の黒毛和牛100%ハンバーグなのです。
逸見さんご来店の2月23日は私たちも楽しみにしています。逸見さんのブースを作ろうかと思っています。
彼は今後、究極の煮込みハンバーグを作ろうとされているそうです。できたら嵐山グランマルシェの店頭に並べさせていただきますので、ワクワクしてお待ちくださいね。
いつもご来店ありがとうございます。