BEN used＆ vintage clothing【販売】

USA製をテーマに、厳選したアイテムを直接自分の目で見て一点一点買い付けているところです。
一般的なリサイクルショップは持ち込みの古着を買い取って店頭に出しますし、古着屋さんは業者から一括で買い取ったものを店頭に出していますが、ＢＥＮは、もともとビンテージアメリカンのコレクターだった知名さんが好きが昂じてその魅力を多くの人と分かち合いたいと始められましたので、ご自分で１点ずつものをみて仕入れているところが大きな違いだと思います。１点ごとに知名さんの想いがこもった商品となっていて、だからアルバイトの販売員さんではなく、自分でその商品の魅力を伝えて買ってもらうようにされています。

その当時の文化や歴史、調べていくうちにその時代背景が手に取るように見えてくる、これが自分にとっては1番楽しい理由ですね。完全に１点ものなので今目の前にある物を逃すと次いつどこで出逢えるか分からない、またはもう二度と出会えないかもしれない、そこにまたロマンを感じます。

小さい頃から古いものに囲まれて生活していたせいか、物心がついた頃には普通に好きでしたね。あとは血筋というか、自分の祖父の代が骨董屋をしていましたねー。　物は違えど、そう言う所はやっぱり受け継がれていくんでしょうかねー笑

知名さんはもともとプロの清掃職人でした。一般的なおそうじというよりは、落とすのが難しい事業所や工場などの特殊な汚れを色々な薬剤から適切な材料や器具を選んで見事に綺麗にするお仕事です。
何度か知名さんの清掃現場を見せて頂きましたが、長年の頑固にこびりついた床面の油を手際よくアッという間に綺麗にされて驚かされました。
今はビンテージアメリカンの洋服を専業でされていて、フリーで相談があるとき、難易度の高い清掃のお仕事も受けておられると聞いています。

店舗販売を中心に、古着屋仲間や知人からの招待でイベント出展などしています。
ネット販売に関しては、インスタグラムのDMなどで注文を頂いたりなどです。

仕入は１点づつ知名さんが自分でそのものを判断して丁寧に仕入れておられます。ネットで暇さえあれば価格相場や人気の商品をチェックされています。ビンテージアメリカンの洋服は最近はプレミアがついてとても高く取引されるものもあり、知名さんは事細かに調べ上げた知識をもっておられます。いわゆる「業者」さんではなく、愛好家が昂じてはじめたお店なので１点ものをお安く提供してくださいます。
仕入は海を越えて出かけられたりしています。お店は大阪の難波（知名さんの地元）にありますが、店というよりは「基地」っぽくて、仲間や友人から招待されたイベントによく遠くまでバンに品物を積んで出かけられます。広い範囲の多くの人にビンテージアメリカンの洋服の魅力を紹介して回っておられます。
インスタグラムも人気で、ご本人のおっしゃる通り、ＤＭで注文を受けられることも多く、嵐山の私たちのグランマルシェや文化祭にお店を出してもらう時も、結構遠くからインスタグラムのフォロワーさんが現物を見てお買い物に来られています。