昔はコーヒーをお家で挽いて淹れるご家庭は限られていたと思います。
鮮魚担当小林の生家の家業は「喫茶店」でした。大昔55年前くらいのことです(笑)。その頃喫茶店という業態の出始めで、あまりありませんでした。ご家庭で豆からコーヒーを淹れる人など聞いたこともなく(笑)。皆さんインスタントコーヒーでした。それが、「コーヒーショップチェーン」「コンビニコーヒー」「カフェ」業態が出て来て進化していき、スーパーのような一般品を扱うお店でもコーヒー豆を販売するようになりました。
コーヒーは(ブラックの場合に限る)アルカリ食品で、健康によいことも徐々に周知され始め、コーヒーを飲むと胃が悪くなるという噂も作り話だったとわかりました。しかし、コーヒーが人気者になったのは健康食品だからという理由ではなく、様々な業態が出て来て活況となり、街やメディアで頻繁に目にするようになったことによると感じています。
コーヒー屋がこんなに増えてきた理由に思うこと
もともと喫茶店の息子だからわかる本当の理由を書きます。みなさんが思われる原価イメージに対して驚くほど原価が安いんです。
私が幼少期の喫茶店のコーヒーはたしか「120円」位でしたが、以前の物販業から転業した両親は、原価の低さの話ばかりしていました。そりゃあ粗利益が大きいので喫茶店で長居し休憩して頂いても構わないというのが元々の喫茶店でした。
ところが最近はどうでしょう?長居しずらい店ばかりになっていませんか?席が一定ですと、回転が早ければ総客数は増えます。さらにコーヒー一杯が、もともと喫茶店の息子からしたら「ぼったくり」にしか感じられないのですよ(笑)だから街のコーヒー屋でコーヒーを飲む気になれません。
「そこに愛はあるんか!?」と(笑) むしろコーヒー屋の前を通ると腹が立って仕方なくなる時があるくらいです。「やり方がえぐいなと…」日本人大丈夫か!という気分になるのです。
コンビニコーヒーもできる限り飲みません(そこらへんのコーヒー屋より研究されていて美味しいですけど)。やはりぼったくり感が拭えないことによります。
嵐山グランマルシェのコーヒーがおススメな理由
家業が喫茶店の息子が選んだ嵐山グランマルシェのコーヒーについてお話しします。
まず、コーヒーは業務用の豆です。一般消費者用ではありません。「深煎」「中煎」の2種です。つまりコーヒー屋の原価がとっても低いと書きましたが、その系統の豆です。
ご自宅で挽いていただけるよう豆のまま仕入れています。
もし挽いて粉にしにして欲しいとのご要望あれば、嵐山グランマルシェではプロ用の機械で挽いてお出ししています。
【何がおススメか】
- とにかく安い!!850円(ネット販売では同様の豆が2000円以上の値段で出ています)=業務店の仕入価格程度のお値段です。
- 美味しい(味や香りは好みなのでなんと言い切れませんが、専門店で使われていて、私たちが試飲して合格です。嵐山グランマルシェではリピーターがついています)
- 豆の品質がいい
この豆の風味でこの価格は…もう絶対おすすめ!という判断で販売しましてロングセラーです。
嵐山グランマルシェで出すコーヒーはもちろんこの豆です。
嵐山グランマルシェはぼったくりが嫌い(^^)なので、1杯250円で出しています。
嵐山クランマルシェはお客さんに色々な発見やうんちくの楽しさを味わって体感してもらえるように今日もせっせと頑張っています!