アマゴという渓流魚をご存じでしょうか?
1年前に非加熱蜂蜜を取り扱わせていただくために通った東吉野村で、衝撃の出会いをしました。それがこの渓流の女王「アマゴ」なんです。
東吉野村で初めて食べたアマゴの塩焼きの美味さに目を見開いて味わったという…
魚市場ではアマゴを扱っておられなくて、この1年ほど嵐山グランマルシェでアマゴをみなさんにご紹介するために東吉野村のあちこちに聞き込みしましたがどちらも出荷はしてないので取りに来てくれと言われるばかり。
思い余って、この春暖かくなってから入漁料を払って東吉野村の渓流でアマゴを釣ってこようと計画していました。ところが徳島の養殖業者さんからアマゴを分けてもらえることになりまして!
前回3/23嵐山グランマルシェで、3尾だけ初物入荷を並べました。(渓流釣りは行きますけど(笑))
東日本では「ヤマメ」西日本では「アマゴ」違いは赤い模様
アマゴとヤマメは姿がほとんど同じで、淡白な身や柔らかい骨など、川魚としての美味しさも変わりません。ただ、アマゴには脇腹に赤い紋様があり、ヤマメにはそれがないのが特徴です。東がヤマメ、西がアマゴという生息域分布がぱっくり割れています。アマゴをヤマメと称する地域もあります。赤い紋様以外同じなので混乱したのかもしれません。 どちらもサケ科なので美味しいのです。ヤマメの中の冒険者が海に出て、川に戻ってきたのをサクラマスと呼び、これまでの嵐山グランマルシェでも「春のサクラマス」は恒例の入荷となっていました。サクラマスは漁獲量が限られ、幻の美味とされていました。今年も嵐山グランマルシェではサクラマス入荷予定です!楽しみにしてください。味は繊細で濃く深い味わいです。シャケの切身の感じとは違ってより上品な味わいです。アマゴが海に出たのは「サツキマス」と呼ばれ、これも市場に出ていません。
入荷したのはどんなアマゴ
体長18㎝から20㎝サイズで、とても美しい魚でした。気になるお値段は1尾380円でした。3尾しか入荷がなかったので、すぐ売れてしまい、私たちが試食できていません。
次回からもう少し数を入荷できるように頑張ります。
みなさまお楽しみになさってくださいね(^^)v