嵐山グランマルシェの店舗は2025年12月13日開催で6年余りの歴史に幕を閉じました。ありがとうございました。

グランマルシェのお話

夏はそうめん、旨いそうめんのウンチク

そうめん イメージ

夏の嵐山コミュニティ文化祭でお出しする大人のそうめんのご紹介

夏なので当たり前なんですが、もうほんま暑いですよねー

そうめんは、そんな夏のご飯にとっても嬉しいものです。作るのも簡単で早いですし、のどごしツルツル気持ちいいです。

仲良くしていただいている奈良県山添村の山深い素麺製造所「辰巳製麺所」さんのプレミア素麺を特別にグランマルシェはわけてもらっています。辰巳さんの素麺は最初に食べたとき、飛び上がってびっくりしました。一般的に販売されているそうめんとは全く違ったからです。昨年は若手の中垣さんのそうめんを中心にグランマルシェで出していました。今年は伝統のそうめんづくりを突き詰め続ける「辰巳さんのそうめん」に絞ってみなさんに食べてもらおうと無理言って分けてもらいました。小麦の高騰で昨年のグランマルシェ販売価格が原価になってしまいまして、少し高くなりましたが、文化祭ではギリギリお値段でご提供します。  プレミア素麺の何が違うのか?そら原料や配合や製法が違うのですが、何がちがうのかのお話をします。

  1. 香り
    コンビニで売っているそうめんを食べてみました。残念ながら最初に来るのがあまり嬉しくない臭いです。プーンとにおいがあり、口の中でもそのにおいが強くにおいで一杯になり食べる気がしなくなります。私は吐き出したくなりましたが。たぶん小麦粉のにおいのように思います。
    辰巳さんの素麺は、ほのかに良い香りがして、口の中で香りが広がります。思わず「美味しい!」とつぶやいてしまい。自然に笑顔が出ます。いくらでも食べられる感じです。これが本当のそうめんなんだなと実感します。
  2. 細さと味
    辰巳さんの素麺は、とにかく細いんです。普通の製法ではできない細さを完全手作りで作ろうとすると原料と配合が全てだそうで、一般的なレシピだとこの細さに伸ばすとちぎれてしまうのだそうです。だからのどごしが違うんです。当然ですが、細くてしっかりした麺なのでのどごしが爽やかです。噛むと良質の小麦の味だと思うんですが、甘さが広がります。
    もちろん一般のそうめんとは違って添加物は使っていません。

辰巳さんところは3代目で代々秘伝の製法を受け継いでいます。秘伝を守ってご家族だけで作られています。奈良県山添村の山深い、寒暖の差の激しいところで作るその環境がまた重要な要素だそうです。元々、三輪素麺ブランドの産地は奈良県桜井市ですが、近年の気温上昇で、今では桜井ではよいそうめんが作れなくなってきたそうです。
辰巳さんとこは毎年三輪素麺の品評会でもう何年も連続して優勝されています。流通は三輪素麺の組合に素麺を納品して、組合では製麺所ブランドではなく三輪素麺ブランドで販売するため、各所からのそうめんを混ぜてから束にして販売となります。 辰巳さんは、プレミア素麺を出荷しているのではなく、大量販売用の一般的なそうめんを組合に出荷していて、それが売上の屋台骨となっています。つまり大量販売されているそうめんは当然ですが「それなりで値段が安いもの」になります。
 しかし、プレミアの素麺こそが、代々受け継がれた伝統製法で、原料を吟味して作られているのですが、古くから直接電話注文をいただく個人のお客さんにのみ販売されています。だから量を作られません。お店にも卸していないので売っていません。というのも、ものすごく手間と労力がかかるからだそうです。
辰巳のお父さんお母さんいわく「そうめんの味なんて若い人にはわからんし、安いので十分でしょ。お年を召した人にしか良さは伝わらないんだけど、先祖代々の製法は残していかないとね」
いつもニコニコ元気いっぱいの辰巳さんご家族の人柄も丹精込められたそうめんに配合されているように感じてしまいます。辰巳さんのお家に遊び行かせていただくと、私が元気をもらうのです。

山添村の辰巳製麺所(出典:Googleマップ)
山添村の辰巳製麺所(出典:Googleマップ)

余談ですが…

  1. 辰巳のお父さんは家族用にお茶を栽培されていて、それがまためちゃうまなんです。またご紹介します。
  2. 抜群に美味い鹿肉などジビエを作られているベテラン猟師さんも辰巳のお父さんに紹介してもらったんです。そら美味かったです。イメージと違って全く臭くないんですよ。以前ミシュラン星のフランス料理店で野生のうずらの料理をいただいて臭くて嫌な思いをしました。腕の問題だと思いますが…。そんな臭さを覚悟しましたが臭みがなく柔らかく美味しくてこれも大発見でした。聞くとフランスでは鹿肉は牛肉より値段が高いのだそうです。トップクラスの猟師さんの技がないとジビエ肉は臭くなるのが当たり前なんだそうです。彼は全国の高級フランス料理店に納品されています。ただ、さすがにグランマルシェでは皆さんの「鹿肉は臭い」というイメージが強いと思うので販売許可依頼を控えています(笑)またの機会にジビエ肉の話も書きましょうね。

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